2003-10-22 愁湖 〜 Look down the sea 〜 いつしか視界が拓け 初めてその雄大な姿を目の当たりにした時 恵子は...もう元に戻ることはできなかった このまま この広大な海原の果てに煌く 光の中へ歩いて行きたいと わずか五分の逢瀬で 初めて恵子が先に席を立った テーブルの上には 恵子が置いて行った 五百円玉がきらきら光っていた それは 恵子の涙だったのかも知れない 初出:2000.1.16(抜粋) まだ若かりし頃*1に綴ったものなどを、ちょっと復活させてみたり *1:この1〜2年で10年分位歳取った気がします。。。気のせい?!